猫がキャットフードを食べないときには
キャットフードは猫の健康を守るために不可欠です。食べないときは原因を考え、適切な対処をして、食いつきを改善させましょう。
猫がキャットフードを食べない原因
猫が突然キャットフードを食べなくなった時に考えられる原因は以下の4つです。
匂いが薄い
猫は匂いが薄いものを食べません。密封せずにキャットフードを長期間保存している場合、においが薄れた影響で食欲がなくなっている可能性があります。
キャットフードに飽きた
同じキャットフードを与え続けると猫がキャットフードに飽きてしまいます。味や食感を変えるために数種類のキャットフードを順番に与えると飽きを予防できるでしょう。
味や食感が嫌い
猫は味や食感の好き嫌いが原因でキャットフードを食べないことがあります。空腹でも食べてくれないことも多いため、猫の好みに合うように他のフードを混ぜるなど工夫をしてください。
病気
胃腸炎などの病気が原因でキャットフードを食べないこともあります。ぐったりとしているときや好きなおやつを与えても食べないときは獣医師の診断を受けましょう。
猫がキャットフードを食べないときの対処法
病気でないのにもかかわらず、猫がキャットフードを食べないときは痩せたり、栄養失調を起こしたりしないように対処しなければなりません。キャットフードを食べないときに試したい対処法を3つご紹介いたします。
トッピングする
与えているキャットフードに鰹節やウェットタイプのキャットフードをトッピングすれば匂いが増し、味も変わるため、食いつきが改善されることがあります。
トッピングするときは栄養バランスが崩れないように調節し、トッピングだけを食べないようにキャットフードに丁寧に混ぜ込むことが大切です。
キャットフードを切り替える
飽きや好き嫌いが原因で食べないときは新しいキャットフードを切り替えると食いつきが改善されることが多いです。
その一方、何度も新しいキャットフードに切り替えれば猫の好き嫌いが悪化したり、胃腸に負担がかかったりすることもあるため、切り替えは慎重に行いましょう。
新しいキャットフードを与えるときは元のフードに少量を混ぜ、徐々に新しいフードの割合を増やすと胃腸への負担を軽減できます。
キャットフードを温める
人肌程度に温めたキャットフードを与えると食いつきが改善することがあります。ドライタイプのキャットフードを与えている場合はぬるま湯やささみの茹で汁でフードをふやかすと香りが強くなり、食感も変わってさらに食いつきが良くなるでしょう。ウェットタイプのキャットフードは電子レンジや湯銭で軽く温める方法を試してください。
まとめ
猫がキャットフードを食べないときは原因を考え、対策をしてあげましょう。
突然食べなくなったら猫の体調やキャットフードに異常がないか確認することも大切です。